じーえふメモ

じーえふメモ

23歳美少女の皮を被ったオタクが更新しています

Vなんちゃらかんちゃらほにゃららンダーとかいうのに乗っかって今までのリミックスについて書く

 

 

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ちゃす。じーえふです。昨日は一人でチーカマ食いながら仕事してたら友人からデッカいカキフライの写真が送られてきてプンプン丸でした。

 

皆さんVtuber音楽周りの人々 Advent Calendar 2018って知ってますか?足し算みたいなネーミングですね。簡潔に説明すると、バーチャルYouTuber周りで音楽やってる人で集まってブログリレーしようぜ デュフw」って感じです。なんでそんなクソニッチな話が持ち上がったのかは知りません。言い出しっぺのろくげんさんに聞いてください。

 

adventar.org

 

twitter.com

 

で、本日12月15日は僕の番です。昨日の深夜にろくげんさんがリマインド代わりの空中リプライしてて思い出しました。自分のカレンダーにも予定として入れてたはずなのにTwitterのツイートで気が付くの、そこそこショックです。

 

本当は「今まで書いた曲について総まとめするか~」というつもりだったんですが、年末の大掃除に匹敵する労力がかかりそうなのでやめました。今回は今まで作ったリミックスについてぬるぬるズリュリュといった調子で語っていきたいと思います。

 

 

馬越健太郎 - 馬馬馬越 (GF Club Remix)

 

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原初ですね。タイトルに「Club Remix」とあるんですが、これは出来上がったもののジャンルがよくわからなかったので「打ち込み音楽だしとりあえずクラブっぽいってことが伝わればいいでしょ」という幼稚園児程度の発想です。

 

馬馬馬越といえば2017年12月末のバーチャルYouTuber業界を変に騒がせた名曲ですよね。なんでこいつをリミックスしようとしたのかは自分でもよくわかりませんが、作りながら「ファミマの入店音アレンジとかする人はこんな気持ちなのかなぁ~」と思ったのは覚えています。要するに暇なんですよ。リミックスとかやってる連中は。

 

制作にはそんなに時間はかけていませんが(ちょっと徹夜したぐらい)、それでも頑張って作ったリミックスの原曲がほとんどApple Loopsで構築されてるのを知った時はかなり複雑なツラになりました。

 

原曲

 

youtu.be

 

 

 

 

 

たまきポップ (たまきのうた GF - Remix)

 

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やたらと各所で評判が良く、この曲で僕に興味を持ってくれたという人も多いリミックスです。これをリミックスと呼んでいいのかどうかは知りませんが。BPMは130くらいだったような気がする。この頃はピアノで刻む感じの四つ打ちハウスが好きで良く作ってました。後ろのピアノはEZ Keysです。

 

そもそも「たまきのうた」はあんたま(現えのぐ)の白藤環ちゃんが口ずさんでいる「たったったまき~」という鼻歌のことで、僕はその音声を拝借して勝手に伴奏をつけただけなんですよね。他の素材も用意して曲にハメこんでいるので、強いて言うならオリジナル音MADって感じでしょうか。でも別に映像がついてるわけでもねぇしな。なんだこれ。なんなんだ・・・?これは。

 

原曲

えのぐの適当なアーカイブ(初期)

 

 

 

 

あんずロック (あんずのうた GF - Remix)

 

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たまきポップの説明と大体同じです。「たまきポップがあるならあんずロックも作れ」と脅されて作りました。ギター下手だから作曲に使いたくないんだっつの。でもまあかなりいい感じにクソダサくなったので僕は好きです。

 

原曲

上に同じ

 

 

Umakoshi Kentaro - UUUK [UK Hardcore Remix]

 

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これは本当にUUUKのUKハードコアリミックスって言いたかっただけのやつ。ちなみに音楽好きの友人に聴かせたら「別にUKハードコアではないかな」って言われたのでこの曲はクソです。

 

原曲

youtu.be

 

 

 

KMNZ - VR (GF ElectroHouse Bootleg)

 

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ようやくバーチャルYouTuberの楽曲に辿り着きました。原曲のトラックはかの有名なSnail's House(Ujico)さんです。この楽曲には結構な思い入れがあって、ずっとリミックスしたいと思ってました。

 

というのも、知らない人は知らないと思うんですが、VRの最終部分の歌詞(ねぇ手を触れてよ〜から)は僕が作詞を担当してます。頼まれた時点での納期が翌日というトラブルもありましたが、バーチャルの存在であるKMNZの儚さと強さをイメージしていたら割とスラスラ書けました。「何も知らないよ なんて 今 君に聞こう」の部分は、各々の解釈にお任せしたいと思います。

 

また、この楽曲のレコーディングの際にもディレクションとして参加しています。ヤカくんがまだいなかったころですね。KMNZの二人は歌のレコーディングが初めてで、というか僕も初めてで、限られた時間の中でどれだけ良いテイクを録れるかというそこそこギャンブルな現場でした。リタもリズも最初は緊張で上手く歌えなかったのですが、少しずつギアを上げて最終的にはしっかりと歌い上げてくれました。本当にお疲れ様!

 

リミックスにあたってはかなり自分の好きなものを詰め込んでます。デブがバイキング行った時の盛り付けみたいなアレンジです。特にボーカルカットアップがめちゃくちゃ上手くできたので四つ打ちの中のリズム感を楽しんでいただけるとうれぴっぴ。

 

原曲

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月ノ美兎 - Moon!! (GF Happycore Remix)

 

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我らがiru神のMoon!!を僭越ながらリミックスしました。アレンジにあたってどんな曲調にするかかなり悩んだのですが、少し前に見たRebeccaさんの「JK組でsmooooch・∀・」に並々ならぬ感動を覚えていたので思い切ってハピコアにしてます。

 

 

smooooch・∀・めっちゃいいですよね、泣けるハピコアといいますか・・・。今気づいたんですけど曲のタイトル「Moooon・∀・」とかにしとけばよかったな。あと誰かリバースキックの正しい作り方教えてください。

 

 

 

薬袋カルテ - Stardust finding you (GF Remix)

 

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これもまたV界屈指の名曲です。原曲が良すぎる。個人的なポリシーですが、リミックスにあたってむやみにBPMを変えたくないという気持ちがあるので、「原曲と同じBPMでいかにアレンジ感を出すか」というところにはいつも苦労させられます。特にStardust finding youは元がかなりスローテンポなんで悩みました・・・。最終的には上手く自分らしいところに着地できたかなという気持ちはあります。聴いてください。

 

 

 

東雲めぐ - ぐみのうた (GF ElectroPop Remix)

 

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はぁぁんめぐちゃん可愛いよめぐちゃん はぁぁん

 

コード進行で悩みすぎて途中からよくわからなくなってたんですが結局そのままゴリ押しした曲です。2曲に1回は四つ打ちの曲作らないと気が済まないんですよ。めぐちゃんの美しい声を使って僕なんかがアレンジしていいのだろうか・・・という気持ちがあったんですが、めぐちゃんは快諾してくれたどころか「放送で使いたいから音源ほしいです!」と言ってくれて、あまりの嬉しさに同じ音源を100GB分送りそうになりました。あとGooMeの公式バーチャルYouTuber「アスカココロ」ちゃんがビートセイバーの動画で使ってくれたりしてます。なんで?

 

原曲

youtu.be

 

アスカココロちゃんのビートセイバー

youtu.be

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海月ねう - jelly girl (GF Remix)

 

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文章で表せない

 

 

 "書くこと"では伝えられない

 

 

 

感情

 

 

 

 

これが

 

 

 

 

心か

 

 

 

 

 

 

 

 

jelly girlになれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原曲

 

youtu.be

 

 

 

 

 

 以上です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ぼくとえのぐ

 

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読者の皆さま、こんばんは。じーえふです。

 

ここ数ヶ月、「じーえふさんって何者なんですか」というお言葉を耳が腐り落ちるほどたくさん頂いております。僕自身果たして自分がどういった肩書きを名乗るべき人間なのか判断がつかず、とりあえずお茶濁しで「ただのオタクです」と返していたのですが、最近この返しが相当にスベっていることに気づいたのでやめました。

 

じゃあ僕って何者なんでしょうか。そもそも「何者なんですか」って対面してる人に放つ言葉じゃなくないですか?僕が何者か云々以前にお前は何様なんだ?「普段どういったことをしておられるんですか」ぐらい端折らずに言ってくれ。

 

しかしながら僕が本当に何者かわからず困惑している方が多いのも事実。僕は中学からギターを始め、高校ではバンドに明け暮れ、大学では作曲サークルを自分で設立して活動していたほどの音楽バカなんですが、エゴサーチすると「じーえふさんって音楽作るんだ。ただの面白いVのオタクかと思ってた(笑)」みたいなツイートがもりもり出てくるのは本当に悔しいです。まぁTwitterのプロフィールすらほぼ白紙にしている自分が悪いんですが。

 

という訳で今回は自己紹介を兼ねて、僕が何者なのかをハッキリさせるべく、自分のヒストリーを探っていきたいと思います。そしてこの話は、彼女達を抜きにして語ることはできないでしょう。

 

 

──出生、中学時代まで──

 

両親からお前はアメリカの橋の下で拾ったという心底意味不明な嘘を聞かされて育ったのですが、僕の出身は「高知県」です。森の中の家に住んでました。歩いて2分で川、チャリ漕いで10分で海に辿り着くという環境だったので夏は毎日泳ぎまくってビッチャビチャになって帰宅するくらいのハナタレ坊主でした。10mくらいの崖から川に飛び込んでキャッキャしたりしてましたが、今思うと小学生が10mの崖から飛び降りるという行動に大人から何も注意が入らないという環境、相当に狂ってますね。というか僕自身狂ってたので豪雨で増水した川すらも流れるプールぐらいの感覚で遊び場にしてました。五体満足で生きてる現状に納得がいかない。

 

中学ではバスケ部に入部し、友人と共にクソ厳しい顧問の先生をどうやって暗殺するかということばかり考えて毎日を過ごしていました。最終的にキャプテンを務める羽目になりちゃんと3年間通いましたが・・・。同時にあの頃は結構な読書家で、特に同じ高知県出身である有川浩先生の作品を片端から読み漁っていたのをよく覚えています。恋愛小説をよく書いている方なのですが、「海の底」という作品だけは「巨大化したザリガニが人間を殺戮する」というカッ飛んだ内容になっているので是非読んでみてください。

 

海の底 (角川文庫)

海の底 (角川文庫)

 

 

あと漫画もアホみたいに読んでました。小学生の頃に何故かさよなら絶望先生という作品に出会ってしまったのが運の尽きと言いますか、あの漫画を読み始めてから若干ばかりひねくれた性格になってしまった気がします。アニメが始まった時はおばあちゃんにお願いしてビデオにダビングしてもらったものを見ていたんですが、さよなら絶望先生を孫が見たがっている時のおばあちゃんの心境を考えると申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

あとギターも中学の頃に兄の影響で始めました。僕は「けいおん!」の曲のコピーを、兄はシドの曲をコピーしていました。ベクトルは違えど両方キモいですね。

 

 

──引っ越し、地獄の高校時代──

 

もうすぐ中学も卒業・・・という頃、突然両親が離婚することになります。もうちょっと予備動作があってもよかったんじゃなかろうか。僕は未だに何故両親が離婚したのか、その原因を全く知らないんですが、とにかく彼らの仲はキンキンに冷え切っていたようです。ちっちゃい頃クソ怒られまくってた記憶あるけどひょっとしてアレ八つ当たりだったんじゃないだろうな。結局僕は母親と共に神奈川県へ引っ越すことになり、兄はおばあちゃんの家へ、父は行方不明になりました。一応今は連絡が取れるので時々会いに行っています。

 

突然環境が変わり困惑しつつも、高校では友人に恵まれ、軽音楽部へと入部します。アルバイトを始めてお小遣いも増え、なんと彼女までできてしまい、まさに順風満帆だったんですが、この彼女が曲者でした。

俗に言うメンヘラというやつで、連日届くメールの洪水、複雑な家庭事情による情緒不安定、挙げ句の果てには電話越しに首吊り自殺未遂というウルトラコンボで僕の精神まで破綻するハメになります。結局半年ちょっとで別れたんですが、僕もバカだったというか、その後SNSネガキャン合戦をするという本当にクソダサい事態に発展してしまった為、クラス中からウザがられた僕は見事孤立しました。

女性恐怖症と人間不信を同時に抱え込み、部活を辞め、その後の2年間は前髪を長くしてマスクをつけ、イヤホンで音楽を聴きながら極力人間とコミュニケーションを取らずに生きるようになります。授業中ですらイヤホンつけながら一人で勉強していた僕を、事情をなんとなく知っている先生が何も咎めずに放っておいてくれたのが救いでした。めっちゃ助かった本当に。顔忘れたけど。

 

 

──殺意の受験勉強、大学へ──

 

これは豆知識なんですが、他人とのコミュニケーションを拒絶した人間はマッハで腐ります。僕が「じーえふ」という名前でTwitterを始めたのもこの頃で、「学校の人間を一人一人ブチ殺して回りたい」といった今なら凍結まっしぐらの危険思想を毎日ツイートしていました。そして「なんとかして一泡吹かせたい」と考え、殺意を勉学のモチベーションにすることになるわけです。

3年生の時に受けた模試では偏差値42というチンカスみたいなスコアを叩き出していましたが、塾に通ってゴリゴリに勉強しまくった結果、見事偏差値60台の大学に合格します。お世話になった塾の先生にドッキリを仕掛けてやろうと思い、わざと沈痛な面持ちで塾に顔を出したら僕が何を言うまでもなく「そっか・・・ダメだったか・・・」と言われたのは普通にムカつきました。もうちょっと生徒を信用してくれ。

 

といった感じでそこそこの大学に入ることはできたものの、「良いところに入学すること」そのものが目的だった僕は大学でまたしてもグッズグズの生活になります。授業に何も価値を感じられず、生活リズムは逆転し、バイトと酒と音楽に明け暮れていました。三ヶ月間カナダに留学したにも関わらずほとんど英語を喋らないまま美味しいものだけ食べて帰ってきたくらいにはグズグズでした。

大学でできた友人達は僕のことを心配してくれましたが、僕は「将来ビッグなア〜チストになるから大丈夫じゃw」などと意味不明なことを言い続け、結局何にもなれないまま留年が確定します。親に泣かれました。僕も自分が情けなくて泣きました。僕はよく5chで「人間のクズ」というストレートすぎる悪口を言われているらしいのですが、正直何も言い返せることがないので今も泣いてます。

 

高校の経験と長いインターネット生活のおかげで僕の人間性およびメンタルは車に跳ねられたチャリンコのように歪んでしまい、必死に作っていた音楽は何にも繋げることができず、そして皮肉にもその自覚をしっかり持っていたために自己肯定ができなくなり、「酒と煙草を体に流し込みながらアニメを見ている瞬間だけが幸せ」という人間の爆誕です。字に起こすと辛すぎませんか?

 

そして留年が確定してから1ヶ月ほど経った頃、2017年9月、人生に、というか自分に絶望していた僕は、VRアイドル「あんたま」に出会います。

 

 

──「あんたま」との出会い──

 

僕があんたまを知ったきっかけは「cluster」というサービスに興味を引かれたことが始まりです。

 

cluster.mu

 

あまりにも自分の人生をクソにしすぎてしまったので、「一刻も早くOZみたいなバーチャル空間に逃げ込みたい」と思い立ち色々検索した際に見つけたのがclusterです。元々はバーチャル会議室的なサービスで、結果だけ言ってしまえば僕の言う「OZ」のようなソーシャルネットワークサービスではなかったのですが、そのホームページに「VRアイドル」という文字列を見つけました。それこそが「あんたま」です。

 

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左のロングの子が白藤環ちゃん。とても快活な子で、僕の快活レベルが1だとしたら彼女は8000000000000000を超えるくらい元気な子です。逆に環ちゃんの快活レベルを1だと仮定したら僕は存在しないことになります。

 

右のメカクレの子が鈴木あんずちゃん。少しオドオドしている子で、僕があんたまを知った当時は環ちゃんに引っ張られながら頑張っている、という印象でした。

 

この二人がVRアイドルとして活動していることを知り、興味を持ってなんとなく検索をかけた結果出てきたのがこちらの記事です。

 

https://givemegohan.xyz/2017/08/14/%e5%90%9b%e3%81%afc92%e3%81%ae%e3%80%8c%e3%83%97%e3%83%ad%e3%82%b8%e3%82%a7%e3%82%af%e3%83%88%e5%90%8d%e6%9c%aa%e5%ae%9a%e3%80%8d%e3%81%be%e3%81%9f%e3%81%af%e3%80%8c%e5%b2%a9%e6%9c%ac%e7%94%ba/

 

この記事を要約するとこうなります。

 

「岩本町芸能社ってとこが事前告知も行わないまま夏コミに出展、フォロワー1万人超えたらメジャーデビューという高すぎる目標を立てた結果爆死、しかもこの結果を見た社長がTwitter上でスタッフにつっかかって炎上、一体このコンテンツこれからどうなっちゃうの〜〜〜〜!?」

 

って感じです。マジで怒らないでください、事実なんです。

 

この記事を読んだ時、僕は単純に笑っちゃったんですよね。さらに調べてみりゃアイドルなのに持ち曲が無いし・・・「笑っちゃった」が爆笑に格上げされてしまいました。

 

そんなこんなでさらに調べると、先程の記事は大きな話題になっていたらしく、皮肉にもそのおかげで彼女達は数千フォロワーを獲得していました。そして目標を「9月末までにフォロワー1万人達成でメジャーデビュー」に再修正し、達成に向けて全国行脚をしている真っ最中とのこと。しかしながらそれすらも中止することになってしまった彼女達は、一度東京に戻ってきていました。ちなみにその際投稿された謝罪動画ではマネージャーさんが責任を取って坊主になっています。江戸時代か?

 

そして東京での「体験会」が開催されることを知った僕は、完全なる冷やかしで体験会に向かうことにしました。いやマジでこの後ちゃんと良い話をするので怒らないでください。

 

 

──あんたまとの「本当の」出会い──

 

「体験会」で行われていたのは、ヘッドマウントディスプレイを被って実際にあんたまの二人とお話しできる、というものでした。僕が初めて行った体験会は、確か秋葉原書泉ブックタワーだったと思います。現地に行ってみると、グラビアとか結構アダルトな本が置いてあるコーナーの横に会場があって趣を感じました。

 

会場にはパイプ椅子がいくつかあり、体験会に参加するファンの方が何人か座っていました。体験自体は一人あたり5分にも満たない短い時間しかもらえないとはいえ、前に10人くらいいたので合計で結構な時間待たされたのを覚えています。冷やかしで来たはずなのですが、「今から女の子と会話する」ということに現地で気づき、待ち時間の最中にめちゃくちゃな挙動不審になりました。具体的に言うと常にキョロキョロしたり意味も無くスマホのロック画面を眺めたりしていました。会場からつまみ出されなくて本当に良かったです。

 

そしてついにヘッドマウントディスプレイを被ったのですが・・・

 

そりゃ〜〜〜もう可愛かった。

 

なんかもうよくわからんけど女の子が目の前にいて自分の名前を呼んでくれているというだけで人間はこんなに幸福になれるのか・・・という感じでした。僕はこの時初めて本当の意味で「あんたまに出会った」んだと思います。それからというものの、生放送には必ず顔を出し、コメントを打ちまくり、メールを送り、一転して大ファンになりました。こうしてみると確かに人間のクズ感がありますね。やってることがめっちゃ小悪党っぽいわ。

 

そして9月末、正確には9月24日、VRアイドルあんたまは念願のフォロワー1万人を達成することになります。

 

 

──フォロワー1万人達成の瞬間──

 

当時の様子はこちらの記事にも少し書いています。

 

grapefruituhr.hatenablog.com

 

簡単にまとめると、9月24日に行われた秋葉原での体験会の最中にあんたまはフォロワー1万人を突破。そしてその直後の体験者が偶然にも僕でした。僕は会場で巻き起こった歓声に心を揺さぶられてしまい、体験中、つまり二人と話している最中に思いっきり泣いてしまうという失態をやらかします。しかも体験会は生配信されており、今でもそのアーカイブYouTubeに残っており、挙句の果てには動画にされるという事態にまで発展しました。もういっそ殺してくれこちらがその動画ですが願わくばクリックしないでください。

 

youtu.be

 

「じーえふですが・・・

 

あの、"涙"で見えないんですよね、

 

何にも。」

 

 

 

じゃねーんだよバカ。なんでちょっと語順に工夫があるんだよ。

 

 

──馬越健太郎、そして女優部──

 

無事フォロワー1万人を達成したあんたまは、見事メジャーデビューが決定します。僕はその後も彼女達の応援を続けました。メジャーデビューが決定した日の晩には徹夜でおめでとうソングを作りました。彼女の誕生日にオリジナルの曲を披露する男、一生バカにできないですね。

 

www.nicovideo.jp

 

そして岩本町芸能社が冬コミに出展するまでの間に、彼女達には新たな仲間ができます。それが馬越健太郎女優部です。どういう順に説明するか非常に悩みますがとりあえず馬越を処理しておきましょう。

 

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彼が馬越健太郎です。要約するのが心底面倒なくらい特殊な人なので詳しくはこちらの記事をご覧ください。冬コミつまり2017年の12月末に書いた記事です。

 

grapefruituhr.hatenablog.com

 

本当は「これをきっかけにあんたまのことを知ってもらえれば」というつもりで書いた記事なのですが思いの外バズってしまい、僕に至ってはネットで「馬越健太郎を世に広めた男」と非常に不本意な肩書き付きで扱われるようになってしまいました。大変遺憾ですよ。正直僕が何もしなくても彼は勝手にバズってたと思います。

 

にわかにバーチャルYouTuberがブームになり始めていた時期ということもあり、彼は僕の名前ごとそちら側の界隈に広がっていきました。

 

そしてもう一つ新たな仲間として加わったのが、女優部と呼ばれる三人です。

 

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日向奈央ちゃん。愛称はヒナオ。黄色いパーカーに「23」の文字が入っています。「23」の理由をメンバーに聞かれた際「東京都23区だから」とよくわからないことを言ったのがきっかけで、このパーカーは「23区パーカー」と呼ばれています。ちなみに僕はかなり気持ち悪いオタクなので23区パーカーを自作したものが家にあります。

 

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夏目ハルちゃん。愛称はハル姉。見た目はめっちゃんこギャルっぽいんですが、実際にはおっとりポンコツお姉さんって感じです。自分で書いといてアレなんですが「おっとりポンコツお姉さん」って響き良すぎませんか??????

 

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栗原桜子ちゃん。愛称はらっこ。好物を聞かれた際「挽き肉と生クリームと明太子」という全く一貫性の無い三つを並べ立てた不思議な子です。適当に動画見てみればわかるんですが庇護欲をありえないぐらい煽ってきます。らっこちゃんのパパを自称するだけでも人生そこそこ楽しくなると思いますよ。

 

 

この三人は「あんたま」とは別枠であり、名前の通り「女優」として活動することになっていました。年末に放送された「岩本町芸能社感謝祭」が初登場となります(ちなみに夏目ハルのみラジオに出演歴がありました)。

 

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めちゃんこ可愛くないですか?僕からは以上です。

 

2017年末といえば、輝夜月ちゃんが登場しバーチャルYouTuberのブームが始まりつつある時期です。僕も例に漏れずバーチャルYouTuberを漁りまくりながら、そのかたわら狂ったようにあんたまのファンソングを作っていました。

 

soundcloud.com

 

soundcloud.com

 

 

そして年が明け、2018年2月。忘れもしない、僕の人生の転機がやってきます。

 

 

 

──事件と公園──

 

2018年2月21日。岩本町芸能社から「重大発表」の告知と共に、生放送が行われました。

 

youtu.be

 

この生放送はマネージャーさんの顔面が中央に表示され、両サイドであんたまがゆらゆらしながらマネージャーさんが喋るというなんだかよくわからないことになっていましたが、要約するとこんな感じでした。

 

 

・デビューにあたってあんたまと女優部を合流させ、五人でデビューさせたい

 

・女優部の三人も実は元々アイドル研究生として所属していたが、女優部として転属させられていた

 

・女優部も「アイドルになりたい」という意思があるが、あんたまが積み上げてきたものを考えると途中からの合流では「あんたま」のファンの方々に申し訳が立たない

 

・なのでアンケートするからファンのみんなで決めてくれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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いや鬼か?実際どのような事情でそういう話になったのかは知りませんが、これでは決定権を委ねるついでに責任ごとファンに投げたようにしか思えません。無論この発表と共にあんたまクラスタは大荒れ。僕のタイムラインは一瞬にしてオタク討論フェスティバルと化します。ところでこの画像の二人組ヒップホッパーっぽくていいですね。

 

そしてその中に一人、特に荒れまくっているオタクがいました。

 

 

 

 

 

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です。もうこの時は感情が爆発して鬱アピールする時の女子高生みたいなツイートを鍵垢で連投してしまいました。たぶん、この瞬間まではまだギリギリ"人間性"というものを保っていたはずなのですが・・・

 

 

youtu.be

 

その直後に行われた女優部からのお気持ち表明生放送で推しが泣き出したのを見た瞬間に心がポッキリ折れました。なんかこのサムネイル可愛い感じになってるけど内容は激重いですよ。何故推しが泣かなきゃいけないのか?何故推しが泣いているのを直視しなきゃいけないのか?ブラックロックシューターは結局どこに行ったのか?曖昧3cmって何なのか?様々な感情が僕の脳を埋め尽くしていきました。

 

この生放送を見たとき、ちょうどココイチヒレカツカレー食ってたんですが途中で食べるのをやめて退店、フラフラした足取りでストロングゼロを購入して一気に煽ったのを覚えています。いつも通りクソ不味かったです。そのあと近くの喫煙所で一時間ほど呆然としていました。当時22歳の成人男性が。その間にあんたまと女優部の放送が始まっていましたが、一瞬だけ開いたものの辛すぎてすぐ閉じてしまいました。これだけよくわからない状況になっているにも関わらず、いつも通り元気に生放送をしている環ちゃんの姿を見るのが、苦しく感じました。彼女も心中は不安でいっぱいなはずのに。

 

もうこの気持ちを一人で処理しきれない。誰かに聞いてもらいたい。もはや冷静な判断ができなくなった僕は公園で泣きながらツイキャスをするというトチ狂った行為に出ます。後にも先にも、自分の人生でこれ以上に恥ずかしい失態を犯したことはありません。2月の深夜、しかも雨まで降っていたということもあり、後半は寒すぎてガトリングみたいに歯をカタカタ鳴らしながら喋っていました。ツイキャスのリンクは2chに転載され、実況祭りになっていたと後から知り、故郷の川に身を投げようかと本気で悩みましたね。たぶん本能で泳いで帰ってきますが。

 

家に帰ろうと思い立った頃にはすっかり酔っ払ってしまい、なんとなく公園の滑り台で遊んで帰りました。これはここだけのマル秘情報ですが、雨が降っている時に滑り台で遊ぶとケツがビッチャビチャになるので気をつけたほうがいいです。

 

 

──翌日、そして決別──

 

公園号泣放送の翌日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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もう完全にコレ。な〜にやってんだ僕は。自分が大声で騒ぐことに何の意味があったのか。自分が岩本町芸能社箱推しをこじらせすぎて珠玉の厄介になっていたことに気づきました。ファンの方々にも不快な思いをさせてしまったし、何よりそれでも明るくあろうとした環ちゃんに申し訳が立たない。メガトン級の罪悪感に襲われた僕は、岩本町芸能社というコンテンツに関わるのをやめることにしました。タイトルに「決別」と書きましたが僕が気まずくて関わるのやめただけなので、どちらかといえば逃亡ですね。推しに会わせる顔がない。推しに会わせる顔がないって何?

 

 

 

しかし、同時に「頑張ろう」という覚悟を決めることにもなりました。

 

彼女たちは、こんな状況でも、それ以上弱音を吐かず、次へ次へと進もうとしていました。

 

いつまでもグズグズしてはいられない。

 

僕も彼女達に負けないくらい頑張って、努力をして、いつか胸を張ってもう一度会いに行こう、と。

 

そして少しでも早く、もう一度彼女達を応援する為に、バーチャルYouTuberのブームに全力で乗っかることにしました。

 

 

──ぼくとじーえふちゃん──

 

たまたま公園号泣生放送を見ていただっちぃうさぎさんという方が、おそらくはジョークで描いてくださったキャラクター、それがじーえふちゃんです。

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今見ると狂気的ですが、なぜそう感じるかは後で書くとして、とにかくこのキャラクターを自分のアバターとして活動していくことにしました。

 

とは言ってもバーチャルYouTuberになったわけではありません。ブログ記事がたくさんの方の目に留まったおかげか、ライターとしてのお仕事をいくつか頂けるようになりました。初めて書かせて頂いたのがMoguraVRさんです。その後はKAI-YOUさん、Realsoundテックさんなどで書かせて頂いております。

 

www.moguravr.com

 

kai-you.net

 

 

しばらくは「バーチャルYouTuberにそれなりに詳しいライター」みたいな感じでやっていましたが、各所から「さっさとバーチャルYouTuberになれ、さもなくば死ね」という恫喝を受けていたため、とりあえず動画投稿も果たしています。

 

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今見たら3万再生ですってよ。自分のオリジナルの楽曲ですらそんな稼いだことねえよクソが。

 

 

 

──じーえふママ発生──

 

その後、縁があってKMNZのお手伝いが始まり、並行してバーチャルYouTuberさんにBGMを書いたり記事を書いたりで、気が付けば色々と忙しい身になっていました。

 

もはや個人活動に回す時間が無い。でもせっかく生まれたじーえふちゃんというキャラクターをアイコンとして使うだけではもったいない。

 

じゃあ誰かにじーえふちゃんのアバター渡してバーチャルYouTuberになってもらえばいいんでねえの?

 

天才~。悪魔的発想~。さっそくやっちゃお。一応だっちぃうさぎさんに許可を取るため連絡したら「草。」とだけ返ってきたので無視してすぐに応募用のGoogleフォームを作りました。

 

ネタだと勘違いした連中の大喜利会場になるというクソみたいなハプニングに見舞われつつも、何人かの頭のおかしい方が「本気でじーえふちゃんになりたい」という怪文書じみたメッセージを送ってきたので真面目に選考しました。結果として生まれたのが、

 

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いわゆるじーえふママです。

 

ハッキリ明記しておきますが、僕がやったことは「合格者にじーえふちゃんのLive2Dモデルを渡しただけ」です。「あとはお好きにどうぞ」というスタンスで連絡していました。その際「え、ママになってもいいんですか?」という返信が来たのですがちょっとよくわからなかったので無視しました。だってまさか本当にママキャラで殴りかかってくるとは思わないじゃないですか。「じーえふママ」という言葉もコイツが勝手に言い始めたことで、決して僕の実母ではないです。僕のママは横浜で元気に暮らしています。

 

あと本当に好きにやらせているので、僕はじーえふママと直接喋ったことすらありません。

 

 

──「目つきが悪い方」誕生──

 

じーえふママが界隈で大ウケしてくれたのはよかったんですが、僕が何故か「ママじゃない方」という意味で「じゃない方」 と呼ばれる恐ろしい弊害が発生してしまいました。「じゃない方の人だ」とか言われたことありますか?自分という存在が同じ名前を持つ人間に喰われていく感覚を味わったことがありますか?

 

 

流石に「じゃない方」呼ばわりは頭にきたので、結局もう一度自分のアバターを作り直すことにしました。それが「目つきの悪い方」、現在の僕です。

 

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 キャラクターデザインを自分でやり直し、深雪ちゃんに三面図を作ってもらい、自分でモデリングをし、動く城のフィオさんにテクスチャを書いてもらい、最終的に長兎路こよりちゃんにいろんなところを換装してもらって完成した3Dの僕です。かわい~。普通にちょっとビンタとかして泣かせたい感じの加虐欲を煽ってきますよね。でもビンタはやめてください。痛いので。

 

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 そしてその後はミュージックビデオを出したり・・・

 

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 大学を辞めたりしました。なぜ辞めたかというと、色々とお仕事が決まったからです。このレベルの社会不適合者が自分の収入で食っていけるの、社会もまだまだ捨てたもんじゃないなって感じですよね。今は母親に学費の返済をしています。総額でいくらなのかは怖くて聞けないので黙って毎月7万くらい納めてます。死ぬ。

 

 

あと最近だとDJ出演が決まったりしたのでこちらも興味あれば是非。

 

 

 

 

 

──そのころ彼女たちは──

 

で、僕がワケのわからない方向にゴロゴロ転がっている頃。

 

アンケートの話は撤回され、あんたまと女優部は無事に合流することが決定。新しいグループ名は、

 

えのぐ

 

 になりました。

 

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初のオリジナル曲が発表され、

 

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紅を30秒だけ熱唱し、

 

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何故かカンニング竹山とコラボを果たし、

 

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 VRライブまでもが開催され、

 

 

 

 

 

 

そして遂に、2018年11月、

 

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UNIVERSAL MUSIC JAPANからメジャーデビューを果たしましたおめでとう!!!!!!!!!!!

 

 

store.universal-music.co.jp

 

買わんかコラ~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

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立派になったなァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!おじさん嬉しいよ

 

 

 僕はそんな彼女達の活躍をこっそり見ていました。ライブも行ける限り行きました。「あんたま」と出会ったあの日から1年以上の時が経ちます。気が付けば僕も、一人の社会人として立派にオフィスに住み込みで働いています。仕事をしながら、ライターも音楽も続けることができています。

 

彼女たちは決して弱音を吐きませんでした。ずっとキラキラしていました。そんな姿に憧れたから、僕も折れずに頑張ることができました。僕にとって彼女たちは正真正銘のアイドルです。

 

この文章を読んでいる人の中には、「えのぐ」を知らない人もいることでしょう。

 

そんな方に一つだけ言うことがあるとすれば、「えのぐは僕の人生を変えてくれたアイドル」ということ、それだけです。

 

体験会も何度か開催されていましたが、僕はまだ、彼女たちに会いに行けていません。あともう少しだけ立派な人間になることができたら、いつか今までの感謝を伝えに行きたいと思います。

 

みなさんがほんの少しでも「えのぐ」に興味を持ってくれれば嬉しい限りです。

 

twitter.com

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえば本題は「僕が何者か」って話でしたが、やっぱり「オタク」でいいんじゃないでしょうか。だってオタクだし。

 

 

twitter.com

 

 

 

 

 

23歳児になりました

 

バブゥー。

 

誕生日だ。誕生日とは何か。「お前は母の子宮から転がり落ちてきて○年経ちますよ、人生捗ってますか」という定期報告の時間だ。今日で23歳になる。23歳?カートコバーンならあと4年で死ぬ歳?ここから私は、1年経つごとに「若い」というアドバンテージを失っていく。それが恐怖でならない。ところでこの文章を電車で書いているのだが、隣に「寝てる彼女の髪を撫でてる彼氏」という図のカップルがいることに気づいて脳細胞全部死んだ。

 

「じーえふさんって何者なんですか?」とよく言われる。わからない。自分は何者なのか。自分って一体何なのか。それをスパッと言えるような人間ならこんなに頭抱えて生きていない。人生観にすら直結するウェイト重めの質問を行く先々で投げかけられる気持ちになってみてほしい。逆にお前は何者なんだ?え?言ってみろ!!!!!!!!オイ!!!!!!!!何者だお前!!!!!!!!侵入者か!!!!!!!!

 

私のことを少し知ってる人は「彼はバーチャルYouTuberなんですよ」と私を紹介する。違う。バーチャルYouTuberではない。どうしても私に肩書きをつけたいなら「たまに動画を投稿してる変なおじさん」くらいでいい。隣のカップル、頭ポンポンするな。集中できない。頭触ってないと死ぬんかお前?山でやれ、山で。頼む。

 

兎に角。

 

今日で23歳になる。とてつもない1年間だった。ただのTwitter中毒者だった私が、気がつけばこんな有様だ。その過程の中で、色々失敗をした。人に嫌われることも増えた。むしろ数ヶ月でフォロワーが1万人増えた時の正しい立ち振る舞いがあるなら是非Githubあたりにまとめてほしい。しかしながらそれ以上に、多くの人に支えられてこの1年間を過ごしたと思う。今までお世話になった人を一人一人書き連ねて感謝を述べようかと思ったが、それを達成してしまった瞬間「エンディング感」に包まれて人生が終了してしまいそうなのでやめておく。

 

「22歳」だった時間に得たものは大きい。特に職とか。とにかく人に甘えっぱなしだった気がする。これからは、私から人に何か与えていけるようになりたいと、素直にそう思う。なので、人に甘えるのはとりあえず"今日まで"にする。

 

今日で23歳になりました。祝ってください。

 

 

あしたから社会のはぐるまになります

 

さっきフラッとマクドナルドに寄ったら「ベーコンマックポーク」なる商品が登場していたので、食った。玩具みたいな味がした。

 

 

 

 

10月。この月をもって私は23歳になる。23歳といえば、新卒の社会人として必死に仕事を覚えている時期だろうが、現在私は自由クラスタ界隈のフリーターである。ツイートを書き、オタクと遊んで暮らしてきた。けれども左の乳首は人一倍に敏感であった。嘘です。

 

フリーター生活中はライターとして記事を書いたり貯金を崩したりCDを売ったりして細々と暮らしていたが、その中で気づいたことと言えば自分の尋常ならざる社会不適合者ぶりである。朝8時に寝て、夕方16時に起きる。太陽を一度も見ることもなく、とりあえずTwitterを開き、トイレの落書きほどにすら意味を持たない文章を送信する。何個かツイートして、少し伸びたツイートがあれば、「何かした」気になって満足する。で、仕事が無ければ、ここいらで生活リズムを直そうと思い立ち、布団に入る。しかし眠れることはなく、コンビニに足を運び、アルコール9%の酒を小銭で買い、飲む。気がつけば携帯に「東雲めぐちゃんの配信が始まりました」という通知が現れる。これは午前7時半を意味している。で、寝る。

 

逆にこんな生活を2〜3ヶ月近く続けてよく発狂せず生きていたなと思う。社会貢献こそが心の薬なのだと思い知った。「何にも関わっていない」という状況は色々とキツい。プーさんは仕事に向かうクリストファーに対して「それって風船より大切?」と問いかけたが、仕事をしていなければプー太郎さんになってしまうのだ。この自覚があるだけ自分はまだマシな方なのかもしれない。いつか私が渋谷の路上でボロボロの服を着て道行くサラリーマンに「それって風船より大切?」と問いかけていたら、お手数だが殺して欲しい。

 

かくしてプー太郎さんを脱却すべく地道に仕事を探していたのだが、知人の紹介でようやく新しい仕事を見つけることができた。パートという形だが憧れの月給制だ。お金は風船より大切である。お金が無いと風船も買えないんだよ、プーさんよ。どのような仕事なのかは明かせないが、まともな社会人としての立場に飢えていた私としてはやる気満々である。フリーター期間中、知人たちは揃って私に「忙しそう」という印象を伝えてきたが、タスクが集中する瞬間を除けば全くもってそれなりに暇であった。ついカッコつけて「まぁね」と返信してしまう自分の浅ましさがつらかった。何はともあれようやく職が見つかったので秋月りす先生の「OL進化論」を読み返し、社会人とはなんたるか頭に叩き込む。社会人とは上司のお茶に雑巾の汁を混入させるニンジャである。

 

明日からいよいよ勤務が始まる。それに合わせてスクイズのヒロインばりに歪んでいた生活リズムをなんとか元に戻した。底辺にへばりついた生活を続けているとどうしようもない自己嫌悪に襲われたりしていたが、おかげさまで午前に起きて窓を開けるだけで「自分えらいな〜」とお手軽自己承認できた。たぶん私は明日行きの電車に乗りながら「行きの電車に乗ってる自分えらいな〜」と思うだろうし、オフィスに着いたら「オフィスに着いた自分えらいな〜」と思うはずだ。退勤する頃にはえらすぎて大統領になっているかもしれない。「8時間労働した自分えらすぎて大統領になっちゃった」ちゅってね。

 

あしたから社会のはぐるまになります。

 

でもいつかきっとアイドルになりたいです。

 

 

「この月を見ててね」輝夜月が問いかけた幸福論とVRライブの実質性

 

お疲れ様です。じーえふです。

 

9月になりました。8月に関しては「あぢぃ〜あぢぃよボケナス」とか言いながらエアコンをガンガンにかけて秋の終わりぐらいの気温でバーチャルYouTuberさんの動画を見て過ごしたんですが、それでも全く風邪をひかなかったあたりバカの証明って感じがして最悪の気分です。「窓を開けてエアコンを一番低い温度にして動かすとフィルターの臭いが取れる」という情報が出回ってくれたおかげで気兼ねなくエアコンを扇風機代わりにできたのは最高でした。

 

ところで皆さん、「最高の夏を過ごすことはできましたか?

 

輝夜月ちゃんのVRライブに参加した私は2018年の夏を間違いなく「最高の夏だった」と断言することができます。

 

流石にこの記事を開いてる皆さんは大人気バーチャルYouTuberであるところの輝夜月」ちゃんを知らないなんてことはないかと思いますが、万が一彼女を知らない方に簡単な説明をさせて頂きますと可愛いので適当にググって動画見てください。もしくはさっさとこのページを閉じて社会生活に戻ってください。

 

www.youtube.com

 

 

 

2018年8月31日、cluster.というバーチャルプラットフォームにて初の試みとなる輝夜月のVRライブが開催されました。

 

cluster.mu

 

cluster.のVR空間に建設されたZepp VRで行われた今回のイベントは、cluster.から入ることのできる「VR会場」と同時に、15にも及ぶ全国の映画館でライブビューイングとして生中継されました。毎日欠かさずバーチャル礼拝をしていたおかげでしょうか、奇跡的にVRチケットを手に入れた私は(チケット200枚しか無いらしいです)自宅から出ることなく輝夜月ちゃんのライブにバーチャル参加することができましたので、生き証人としてレポートしていきたいと思います。別に死者が出たわけではないんですけど。

 

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こちらはZepp VRのエントランス。いかにも、というかあからさまと言っても良いほど「バーチャル」感のある白い空間に、Zepp VRへの入場口と輝夜月ちゃんからの注意書きが置かれています。しばらく待っていると、どこからともなく「ジャスティン・エビーバー」と「パブロッコリー・ディエーゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ネポセーノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・クリスピーン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニタード ・ルイス・イ・ピカソ」の声が。

 

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ちょいちょい顔がクソ汚くなるのでお馴染みの彼らがルナライブの前説を務めるようです。彼らからは「ライブビューイング会場では撮影・録画・及び飲食はしないこと」「VR会場は撮影と撮影した画像のシェア及び飲食は(自宅なので)自由だが、録画はしないこと」「VRを体験したあとに車の運転など正しい平衡感覚を必要とする行為はしないこと」などがアナウンスされました。

 

同時にZepp VRへの入り口が解放され、今回に限り「エビフライアバター」と化した参加者達が続々と会場へ入っていきます。

 

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私も記念に一枚パシャり。会場は輝夜月ちゃんのアクセサリと同じ赤・青・黄のブロックやスピーカーで構築されています。会場の薄暗さが「開演前」の雰囲気を醸し出し、その場にいた全員があちらこたらに動き回っていたので「そわそわ感」まで伝わってきて「あぁ、これからライブが始まるんだ・・・」と強く実感しました。余談ですが右手に持っている水色のサイリウムアバターにデフォルトで装着されており、VIVE等のVR機器で参加している人は自由に振り回すことができますが、ライブ中に輝夜月ちゃんが「黄色が好き!!!!」と叫んだ瞬間「推しの好きな色にサイリウムの色を合わせられないのはダメ」とcluster.のお問い合わせフォームに打ち込んで送信しました。

 

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会場が一度暗転し、ついに輝夜月ちゃんが登場。「来る・・・"Beyond the Moon"が!!!」と身構えた瞬間、始まったのはラジオ体操。とりあえずその場で「ズコ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」と叫んでみましたが自宅なので普通に親に怒られました。

 

ラジオ体操でとりあえず良い汗をかいたあと、月ちゃんは一旦退場。マジで今の何だったんだ?と思いましたが正直「ラジオ体操」としか言いようがありません。ラジオ体操といえば夏休みに毎朝公園に集まってスタンプを集めたものですが、今思うと気が狂ってますよね。今の私が夏の朝に運動なんかしたらその時点で一日終了します。あと酒飲んで寝るだけです。

 

再び会場が暗転し、"オープニングムービー"が流れ始めます。

 

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それは輝夜月ちゃんの"軌跡"でした。ここで涙腺をブチ壊された方も多いのではないでしょうか?ヘッドマウントディスプレイ(以下HMD)を被ったまま号泣すると視界にモザイクがかかって何も見えなくなる上にHMDのスポンジに涙が染み込んでそこそこ最悪の事態になるので極力耐えましょう。もしとりあえずHMDを外して泣いたとしても、涙を拭いた瞬間に見えるのは酒の缶で埋め尽くされた汚ない机だったりして物凄い吸引力で現実に戻されたりするのでそれもやめましょう。対策としては机を綺麗にしておくといいです。

 

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涙を必死で堪えて鼻周りの筋肉が若干痛くなってきた時、空中からミラーボールが。これスマブラのくす玉っぽい〜〜〜〜!!!とかくだらないことを考えていると、中から輝夜月ちゃんが堂々登場。お待ちかねの"Beyond the Moon"が流れ始めます。

 

 

 

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輝夜月「あっあー マイクチェックマイクチェック!準備は」

 

私「オッケー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

輝夜月「できたら」

 

私「返事!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

輝夜月「自分はいつでも」

 

私「大丈夫でぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

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輝夜月「返事は」

 

私「ハ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜イ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

輝夜月「無理なら」

 

私「無理!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(無理ではない)」

 

輝夜月「待つのはあんまり」

 

私「得意じゃな〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

「「Yeahhhhhhhhhhhhhhhhhhhh!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」

 

 

 

親「うるせ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

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そりゃ自分の子供が一人でこんだけチンパンジーになってたら親も怒りますよね。でも仕方ないんです、ここまで来るとVRがどうとか関係無いんですよ。VR会場だろうがライブビューイング会場だろうが、私が今体験してるのは「ルナライブ」であることに変わりはないんです。とりあえずチンパンジーらしく威嚇行動を取って親を呆れさせることで事なきを得ました。

 

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曲中で床がせりあがっていく演出も。ちょっとVRライブを活かしすぎじゃない?すごくない?バーチャルってのはこう使うんだよ!!!!」と言われているようで心底震えました。バーチャルならなんでもあり、なんでもありなんです。「なんでもあり」を観客側が実感した瞬間にこそ、「VRライブ」は真に価値を持つんじゃないかと思います。ステージのギミックによって高度を上げていく輝夜月ちゃんに一瞬だけ紅白の小林幸子さんがダブったりもしましたが。

 

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本当にあっという間の3分間。Beyond the Moonを歌い終え、軽いトークタイムに。

 

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お馴染みの「起きてええええええええ!!!!!!!!」もしっかり披露。起きとるわ。なんなら興奮で眠れなくて午前4時にこの記事書いてんだよこっちは。好き。

 

トークの中で、輝夜月ちゃんからこんな問いかけが。

 

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「ねぇ、みんなは、幸せを感じる時ってどんな時?」

 

私は輝夜月ちゃんの太ももを眺めている時なのですが、そんな話題と共に次の楽曲へ。流れてきたのは椎名林檎「幸福論」のカバー

 

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原曲はポップな印象のある「幸福論」ですが、ルナライブでは"Beyond the Moon"に通ずるロック・アレンジになっていました。椎名林檎ファンはたぶんここで全員成仏しかけたんじゃないかと思います。私も魂を現世に保つので必死でした。もし、もしこの瞬間に心臓発作で死んでも悔いはなかったです。HMD被ったまま部屋で泣きながら昇天してるのを発見されるのはマジで御免ですが。

 

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ステージがそのまま浮かび上がり、会場を縦横無尽に駆け巡る輝夜月ちゃん。これには劇団四季もビックリでしょう。VR会場に来ている人々には当たり判定が存在しないので、みんな月ちゃんを追っかけて右往左往しておりました。これが現実のライブだったら会場のあちらこちらで殴り合いの喧嘩が発生しているはずです。

 

パソコンのスペックさえ十分であれば、VRライブは全ての人が"平等に"、かつ自由に楽しむことができます。トラッキングを利用してかなり高い位置でライブを見ている人もいましたが、わざわざその為にベースステーションの位置を下げたり椅子に登ったりしてんのかなと思うと可愛いですね。

 

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「幸福論」が終わり、フリートークタイムへ。会場がピンク色に変わると同時に、月ちゃんはジャスティン・エビーバーに乗って登場します。

 

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異常なデジャブに襲われたので記憶を辿ってみたのですが、これ完全にフジリュー封神演義で四不象に乗ってる時の太公望ですね。

 

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ここから先はごくごく個人的な感想なのですが、フリートークタイムで特に印象に残ったシーンを紹介させて頂きます。

 

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「あっ○○さんだ!月にいつもリプライ飛ばしてくれる人、わかるよ、アイコンで」

 

これって非常にバーチャルだと思うんですよ。もし「実名では無い名前で」かつ「肉体とは違う姿」を用いるのをバーチャルだと定義するなら、私にとって最もバーチャルリアリティなプラットフォームは現状「Twitter」なんです。VRChatやcluster.よりよっぽど利用していますし、そこで生まれたコミュニティに対する生活の比重は現実のコミュニティより重いし(あくまで私の場合ですが)。輝夜月ちゃんはその姿の我々を「人間(お客さん)」として認識してるわけですね。

 

現実のアイドルのライブに行ったところで、「あ!○○さんだ!来てくれてる!」とは普通なりません。Twitterという場でバーチャルYouTuberさんとコミュニケーションができ、かつそのアイコンがアバターに組み込まれるからこその現象なんです。

 

 

 

「すごい!触れそう!触れるかな?・・・触れないね!」

 

これもまさにバーチャルならではの言葉です。良くも悪くも、私達は彼女に直接触ることはできません。VRライブでは移動も自由ですし、限りなく「近づく」ことはできます。またそれは「仕様」であり、近づきたい人は近づいていい。誰にも怒られることはないんです。しかしながら、どれだけ近づいても「触れること」だけは叶わない。例え触れられる位置に近づけたとしても、所詮当たり判定の無い私達は彼女の体を突き抜けるだけ。もしかしたら今後、まるで直接触っているかのような体験をできるデバイスが開発されるかもしれません。でもそれは電気信号によって再現された「幻」なんです。

 

バーチャルは、「100%現実と同じにはなり得ない」ことが前提としてありながら、少しずつ少しずつ現実に近づいて行ってる。それって、言い知れぬ儚さを孕んだ「あはれ(エモ)」だと思います。私は何言ってんですかね。

 

 

 

 

「Beyond the Moonの歌詞は、手伝ってもらったりもしたけど、ほとんど月が考えました」

 

これは本当に心の底から叫びそうになりました。Beyond the Moonが発表された当初から、ずっと「誰が作詞したのか」が気になっていました。サビに至るまでは月ちゃんらしい自由奔放な歌詞ですが、サビから突然「幸せとは?」というテーマに切り替わっているんです。

 

 

幸せな人

 

そうじゃない人

 

人はいつでも平等で

 

いつもあの子は幸せそうで

 

きっとあの子も泣いてる

 

辛いと思うことでも

 

きっと

 

幸せに変えていけるのだろう

 

 

なんか急にメンヘラ歌詞ツイートみたいな書き方になってしまって読者にも輝夜月ちゃんにも大変申し訳ないのですが、私は何度も何度も繰り返しBeyond the Moonを聴いて、いつもこのパートで考え込んでしまいます。彼女は常に天真爛漫で、元気で、弱みも見せない。最初のサビ終わりにもある通り、「バカな自分」をみんなに見せている印象があります。でもこの歌詞を書いたのが彼女なら、輝夜月ちゃんって、

 

 

誰よりも「幸福」について真剣に考えてるんじゃないでしょうか?

 

 

彼女の「幸福に対する価値観」の表現こそがバーチャルYouTuberとしての「輝夜月」そのものであり、そこに秘められた思想のほんの一部がBeyond the Moonの歌詞として滲み出ているような、そんな気がします。

 

まさに「幸福論」なんですよね。

 

彼女が椎名林檎の「幸福論」をカバーしたのも、それがBeyond the Moonを彷彿とさせるロックチューンになっていたのも、「みんなが幸せを感じる時」について問いかけたのも、ひょっとしたら、意味があるのかもしれません。全ては私の憶測ですが、また別の側面から「輝夜月」を好きになれました。

 

 

 

 

文章が生ゴミレベルでオタク臭くなってきたので続きに移ります。

 

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トークの最中、突如彼女の背後に出現したのはまたしてもジャスティン・エビーバー。しかも何故かあり得ない速度で肥大化していきます。

 

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海月ねうちゃんみたいになってますけど。

 

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人類が巨人に支配されていた恐怖を思い出しそうになるまでデカくなったエビーバーは最終的に爆発。どういう演出なの?爆風に包まれた観客は視界を奪われ、少しの間を置いて見えて来たのは・・・

 

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エビになった輝夜月ちゃん。どういう演出なの?もうエビを見すぎてお腹が減って来ました。ライブ終わったら近所の蕎麦屋で天せいろでも食べよっかなぁなんて思「あっあー マイクチェックマイクチェック!準備は」

私「オッケー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

親「うるせ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

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あまりにも秒速で怒られたもんでちょっと真顔になってしまいましたが、最後の最後にBeyond the Moonもう一発!もうなんか謎演出とか親とか人生とか最近肩こりが酷いとかジャ〇ーズ事務所の後継者が滝〇さんになりそうな話とかどうでもいい〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!輝夜月ちゃん最高〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!

 

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会場にはドデカい花火が撒き散らされ、ボルテージは最高潮。会場の演出を含め、全てが「輝夜月」そのものでした。

 

「輝く夜の月の下で あなたを照らしたい この月を見ててね」

 

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最後のBeyond the Moonが終わり、会場は突如として「月」へ。地面にブロックが散らばっているのを見ると、これは壁が砕けただけで我々は最初から「輝く夜の月」でライブを見ていたのかもしれません。青き地球を眺める我々に、宙に浮かぶ彼女からのメッセージとアナウンスが「ルナライブ」の終わりを知らせました。

 

「本日の公演はこれにて全て終了となります。忘れ物のないよう現実にお帰りください」

 

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決して忘れられることができないものを手に入れて、私は現実への帰り道を歩いていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余談

 

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会場から外に出ると、真っ白だったエントランスは「星空」の仕様に。東京の夜景なのか、遠くに東京タワーが見えました。これはひょっとして東雲めぐちゃんへの私信なのかもしれません。もしくはオタクの考えすぎかもしれません。

 

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ついでにバーチャル物販も出現。もちろんここでグッズが買えるわけではないですし、ライブビューイング会場のグッズは全て売り切れてしまったそうですが、本日9月1日の正午から通販が開始されます。Mika Pikazo先生監修のポップでハイセンスなグッズがたくさんありますので、チャンスがあるうちに購入しておきましょう!

 

https://www.sonymusicshop.jp/goods/KaguyaLuna/

 

長々となりましたが、ルナライブレポートは以上です。「VR」の特性を見事に活かしきった、素晴らしいイベントでした。会場がリアルタイムに変化する。演者が空を飛ぶ。エビが爆発する。VRライブの未来を見ると同時に、それを思考させないほど練り込まれた濃密な時間。また、「VRライブならでは」というところに目が行きがちですが、途中Beyond the Moonの歌詞について触れまくったように、「輝夜月のライブ」として十分に楽しむことができた、それほどのプレゼンスがそこにあったというところにも着目すべきかなと思います。

 

 

 

そして、元々大好きだった輝夜月ちゃんを、今以上に好きになることができた。これをイベントとしての「成功」と呼ばずしてなんと呼ぶのでしょう。疲れた寝るおやすみ。

 

 

 

輝夜

 

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じーえふ

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日記[2]───じーえふママが生放送するらしい

 

母の命令でコンビニに向かっている。

 

今夜焼肉をするにあたって千円渡すから酒を買ってこいとお使いに出されてしまった。クーラーの効いた部屋で布団を被るという快楽にもう少し溺れていたかったが、私の分の酒代も出してくれるというのであれば行くしかないだろう。買う酒は決まっている。ビールだ。友人に「なんとなくイメージが悪いから」というふやけた理由でビールを禁止されているのだが、焼肉には問答無用でビールである。ここを曲げてしまっては、私は私でいられなくなってしまう。友人がこの文章に気づかないことを祈る。

 

ところで冒頭に述べた「母」とは、私の母のことである。

 

この一見「Aとは、Aである」という簡潔すぎて逆に哲学的に見えるような注釈を挟まなければ、私のことを知る一定数がむしろ混乱してしまうというのは実に困った状態だ。面倒がくさい。それもこれも「じーえふママ」が悪い───と言いたいところなのだが、「元凶」という意味で言えば私が悪いのでこれがまた面倒くさい。

 

じーえふママとは、一息に述べてしまうなら「私のお古のアバターを使って活動している奇天烈な女」である。私が言う「母」はじーえふママではなく私の実母のことだ。

 

ことの始まりは五月末。なんとなく、「今自分が使っているアバター(じーえふちゃん)を誰かに渡してバーチャルYoutuberとして活動してもらったら面白そう」という発想をそのまま実行し、結果生まれたのが彼女である。彼女が「じーえふママ」を名乗っているのは私の母を意味しているのではなく、「全ての人類の母になりたい」という意思の表れらしい。彼女がたびたび発する「我が子〜」という挨拶もその一端である。

 

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オーディション自体も(身内からの応募による大喜利で)大層盛り上がり、そして合格者である彼女自身のインパクトによってその名前は広く知れ渡った。彼女がバズることによって自動的に自分の名前も広まるなら良い儲けだ、と思っていたのだが、まさか私が「ママじゃない方」と呼ばれることになるとは思いもしなかった。略して「じゃない方」と呼ばれ、果てにはどこぞのプレゼンで「オリジナルキャラにも関わらず、共有されなかったため、派生キャラの方が人気が出たバーチャルYoutuber」などと紹介されてしまった。そもそも私はバーチャルYoutuberではないし、元々じーえふママのアバターを使っていたのは私である。怒りを通り越して呆れた。

 

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主にTwitterでのカロリー過多なツイートやYouTubeへの動画投稿をメインにしていた彼女だが、本日の23時から生放送を行うことになった。こんなことTwitterでは言わないが、私自身彼女のファンであるために非常に楽しみこの上ない。一応昨日リハを行なったが(会話はしていない)、随分と緊張している様子であった。是非ともあたたかい目で見守って欲しい。

 

リンクはこちら。

https://youtu.be/APiuiwbxq5g

 

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肉が美味い。酔ってきたのでここまでとする。

 

 

 

 

 

日記[1]───果たして私はクリエイターなのか?

 

夏だ。

 

別に暇という訳ではないが、夜の空に火薬をブチ撒ける花火だとか、女性がその肌を露わにして男性を惹きつける海だとか、そういったイベントに足を運ぶことが無い分、人より多少時間はある方だと言えるだろう。元々文章力を買われてバーチャルYouTuberの世界に深く関わるようになったという手前、たまにはこうして文字を並べることも"すべき活動"の一端ではないかと思い立ち、空いた時間でこうして日記を書いている次第である。

 

8月に入ってから最も印象に残っていることといえば間違いなくVRアイドル「えのぐ」のライブビューイングだが、それは日記という形ではなく、おいおいまとめて語ることにする。というより、以前彼女達(正確には彼女達と一匹)についてブログを書いていたのは「布教」の為であって、今現在順調に注目されつつある「えのぐ」について自分がこれ以上大声を出す必要性をあまり感じなくなってしまった。彼女達は真摯に活動して、真摯なファンが集まっている。例えばブログなんかはもう私が書かなくても、私よりずっと情熱なファンが、私よりずっと気持ちを込めた文章を書いているはずだ。「他に誰かがやってくれる」と感じた瞬間その物事から意欲を無くすのは一生治らない性分なのかもしれない。

 

さて今日空いた時間にしていたことといえば、「キングダムハーツⅢ」の情報を漁ることであった。

 

https://youtu.be/oFKlDX4vzz8

 

キングダムハーツシリーズは、スクウェアエニックスとディズニーのコラボによって誕生したゲームである。私は同シリーズの「キングダムハーツⅡ」からプレイしている口だが、未だに私が人生で最も「面白い」と感じたゲームだと断言できる。

 

2019年1月に発売されることが決定したキングダムハーツⅢだが、何故私が今さらゲームの話を日記として書いているかというと、同作品のトレイラーを視聴するにあたって「視点の変化」に気がついたからである。

 

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ことバーチャルYouTuberの世界に携わるようになってから、「動画」を見る時の視点がまるっきり変わってしまった。いや、視点が変わったというよりは「増えた」というべきかもしれない。とにかく、ゲームクリエイター達が生み出す作品の「凄さ」がひたすら襲いかかってくるようになった。

 

モデリングやUnityをほんの少しでもかじると同じ感覚に陥ると思うのだが、例えばムービーひとつ取ってみても「どうやってアクセサリーが服にめりこまないのか」だとか「そもそもどうやってアニメーションをつけているのか」だとか、元々「わからない」という意識がなかったものがそこにあることに気づかされてしまった。

 

加えてそれらを彩る鮮やかな音楽、カメラワーク、練り込まれたストーリーにゲームシステム。これを言ったらダメなのかもしれないが自分のやっていることがおままごとに思えてきてしまう。彼らは開発に金がかけられるからとか、そういうお話ではない。例え100000000億円積まれても私ではあのクオリティのほんの一部も再現できないだろう。「技術」や「センス」とはそういうものだ。身につけるために必要なのは金ではなく(金も重要だが)、時間と意欲なのだ。

もちろん「キングダムハーツⅢ」というゲームが一人の手によって作られているわけではない。何人もの、様々な分野のプロが寄り集まって構築されている。だからこそ、このゲームのトレイラーを「今」じっくりと眺めてみるだけで、圧倒されてしまう。どこをとってみてもプロ達の「わけのわからない」技術が見えて困惑する。

 

ここまで書いたことは今まで自分の視点では見えていなかっただけで、「当たり前のこと」である。ただ、それに気づいてしまった瞬間から、プロへのリスペクトと同時に自分に対する劣等感が生じてしまう。果たして私は「クリエイター」と名乗れるほどの人間なのだろうか?

 

私は今年の10月で23歳になる。「もう23歳」なのか、「まだ23歳」なのか。もし、私が「若い」というアドバンテージを失ってしまったら。そう考えただけで背筋がゾッとする。

 

無論、私にも今「作っているもの」はある。それが多少なりとも誰かに影響を与える自信も、ある。

 

しかしそれで食っていけるとは到底思っていない。

 

「クリエイターは自信を持とう」だとか、「技術にはちゃんと対価を払わせよう」だとか、そういった声は最近妙に増えてきた。なんなら怒り気味に叫んでいる人もいる。確かに「搾取」を避ける為には必要な意識なのかもしれないが、「自分の技術レベルを高く見積もりすぎてしまう」のは、私にとってかなりの恐怖だ。そこもわかってほしいと、常々思う。プロの作品を見て、日々尋常ならざる悔しさを覚えているのだから。

 

冒頭のブログのくだりにも書いた通り、私は「誰かがすでにやっていること」「やってくれること」───つまり、「誰かと同じ土俵」で競うことがあまり好きではない。ずっとその土俵で勝負し続けても、いつか勝てるというビジョンが全く浮かんでこないからだ。情けない話だが。そもそも勝ち負けの話に持ち込んでしまってるあたり実に浅ましい。死にたくなる。

 

だから、「新しい土俵」を作って、提示することが、最近の目標である。この行為が「クリエイター」の活動としてカウントされれば良いのだが。

 

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